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HTML

定義型リストとは?

定義型リストとは、HTMLで用いられるリストの一種です。辞書や用語集のように、項目とその定義を対比して表示するのに適しています。

  • 情報が整理され、読みやすい: 用語と説明が明確に分かれているため、情報を探しやすくなります。
  • 構造化されたデータ: 検索エンジンは、構造化されたデータを好みます。定義型リストは、検索エンジンにウェブサイトの内容をより正確に伝えることができます。
  • 多様な用途: 用語集だけでなく、FAQ、レシピ、製品一覧など、様々な場面で活用できます。

定義型リストの書き方

定義型リストを作成するには、以下のHTMLタグを使用します。

  • <dl>: 定義リスト全体を囲む要素
  • <dt>: 定義する用語(term)を表す要素
  • <dd>: 用語の説明(definition)を表す要素

 

HTML
<dl>
  <dt>HTML</dt>
  <dd>HyperText Markup Languageの略で、Webページを作成するための言語です。</dd>
  <dt>CSS</dt>
  <dd>Cascading Style Sheetsの略で、Webページのデザインを記述するための言語です。</dd>
</dl>

 

定義型リストの活用例

  • 用語集: プログラミング用語、専門用語などの用語集の作成
  • FAQ: よくある質問とその回答
  • レシピ: 料理名とその材料・作り方
  • 製品一覧: 製品名とその特徴

注意事項

  • <dt>要素と<dd>要素は、必ず<dl>要素の中に記述する必要があります。
  • <dt>要素と<dd>要素はペアで記述します。
  • <dt>要素は、通常は太字で表示されますが、CSSでスタイルを変更できます。

まとめ

定義型リストは、用語と説明をペアで表示するのに適したHTMLのリストです。Webサイトの構造を明確にし、ユーザーにとってより分かりやすい情報を提供することができます。